どうもこんにちは、あんどう(@t_andou)です。
最近人工知能の技術の一種であるディープラーニングのお勉強を始めました。
人工知能やディープラーニングという言葉は最近よくニュースで見聞きするとは思いますが、何ができるかはわからない人も多いと思います。僕もその一人です。
今回はディープラーニングの実用例の一つとして、モノクロ写真を人工知能で着色するというものがありましたので、試してみました。詳しい仕組みなどは最後に載せている参考サイトをご覧ください。
何をカラー化したのか
写真1枚だけを加工するのは少し寂しかったので、モノクロの映画をカラー化することにしました。
著作権が気になったので著作権切れの映画を選択
著作権の問題が気になったので、今回は著作権が切れている「カサブランカ」を選択しました。
カサブランカとは
第二次世界大戦にアメリカが参戦した1942年に製作が開始され、同年11月26日に公開された、親ドイツのヴィシー政権の支配下にあったフランス領モロッコのカサブランカを舞台にしたラブロマンス映画。
として有名ですね。
やってみた
結果
左がカラー化したもの右上がオリジナルのモノクロです。
元動画はニコニコ動画にあったもの(http://www.nicovideo.jp/watch/sm8185112)を使わせていただきました。
かかった時間
今回は学習済みのモデルを使ったので、ディーブラーニングの学習にかかった時間ではありませんが、上の動画をカラー化するのに1時間50分ほどかかりました。
動画を画像に分ける作業や、再度動画にするためにかかった時間を含めると2時間くらいでしょうか。
ちなみに、一枚の画像であれば0.3~0.5秒ほどで終わります。(精度はお察しですが。)
感想
全体的にほんのりカラーかなぁ?という程度
人の顔や空・海、あとは植物は割とうまく識別してますね。
もしかしたら設定で変えられたかもしれませんが、画像のサイズを小さく(縦横どちらも224)しないとダメだったので画質は悪いです。
まだ精度は低いですが、時間が解決してくれることでしょう。
参考にしたサイト
学習済みのモデルはこちらからダウンロードしました。
http://tinyclouds.org/colorize/