ニートの言葉

元ニートがやってみたこと・その過程で学んだこと・考えたこと・技術メモあたりを主に書いています。情報革命が起きた後に訪れるであろう「一億総ニート時代」の生き方を考え中です。

リモートワーカーが沖縄市にプチ移住して感じた良い点・悪い点

こんにちは、あんどう(@t_andou)です。
この2ヶ月間沖縄に行ってました

沖縄といえばリゾート地のイメージが強く、「鬱だったけど沖縄来たら治りました!」みたいに、沖縄をポジティブに捉える意見はよく見かけますが、ネガティブな意見はあまり書かれないことが多いです。*1

そこで今回は良いところだけでなく悪いところも含め、感じたままに書こうと思います。

ちなみに、良い・悪いの比較対象は僕の生まれ育った福岡県です。

今回滞在した場所

今回は、昔コザと呼ばれていて、音楽の街としても有名な沖縄市に滞在しました。

那覇空港からはけっこう離れた場所にあります。

 

スタートアップカフェコザ

そして、沖縄市の商店街にあるスタートアップカフェコザというコワーキングスペースにお世話になりました。

ですので、今回は「沖縄県」全般に関してではなく、「沖縄市」に関しての感想*2が多いです。

良かった点

ステーキを安く食べられる店が多い

沖縄市の激安ステーキ

200gのステーキセット(ご飯・サラダ・スープ付き)が777円とか1000円で食べられます。

お店の人曰く、本土*3で食べようと思うと3000~4000円くらい出さない食べられない質の肉を扱っているらしいです。本当かどうかはわかりませんが、美味しかったのでこの2ヶ月で頻繁に通いました。

場所も徒歩10分くらいのところにあるので最高でした。

家賃が安い

沖縄市で激安の賃貸物件

2DKで4万とか、3DKで5万円とかの所がたくさんあります。一番驚いたのは6LDKで6.5万円の部屋があったこと。

ですが、その部屋は実際に問い合わせをした所、「契約済みだから」と断られてしまったにも関わらず、物件情報が一昨日更新されていましたので、どうやら客寄せ用の物件だったようです。*4

ですので、他の物件もどのくらい実在する物件なのかは不明ですが、知り合いは1.5万円で広い部屋を借りていました

東京と比較するのは間違ってるとは思いますが、福岡と比較しても安いのではないかと思います。 

東南アジアまでが安い

沖縄から台北への運賃

今回は行く機会がありませんでしたが、沖縄から東南アジアまでの飛行機が安いので、そのあたりの国が好きな人は良さそうです。

ちなみに、那覇・福岡・東京(成田)からの最安値を比較してみると

台湾への往復

沖縄から台湾へ:約1.2万から
福岡から台湾へ:約2.8万から
東京から台湾へ:約2.0万から

と言う感じです。福岡発と比較すると倍以上の差がありますね。

香港への往復

沖縄から香港へ:約1.8万から
福岡から香港へ:約3.3万から
東京から香港へ:約2.1万から

と言う感じ。東京発でもけっこう安いですね。

タイ

沖縄からタイへ:約2.2万から
福岡からタイへ:約3.8万から
東京からタイへ:約2.9万から

と言う感じ。

もちろん飛行機の条件(何時発着なのかなど)によって値段は変わってきますが、全体的に見て沖縄発の方が安いです。

観光に連れて行ってくれる人が多い

ここは沖縄市に来て、一番良いと感じた点です。

僕は引きこもり気味で、どこに住んでも大して生活スタイルは変わらないので、住む場所にはこだわりがなく「生活コストが安く・食べ物が美味しいところに住みたい」程度にしか考えていませんでした。

しかし、朝から海に連れて行ってもらったり、夜はドライブに行ったり、現地の人しか知らないような観光地に連れて行ってもらったりと、すごく楽しい思いをさせてもらい、住む場所と近くにいる人の重要性に気づきました。

「沖縄の人」と一概には言えませんが、「沖縄を好きになってほしい」と言う気持ちが強いかたが多いように感じます。そのおかげで僕は沖縄を好きになりました。

美男美女が多い

人によってはここが一番重要かもしれません。

福岡で生まれ育った僕から見た印象では、沖縄のかたは男女を問わず顔の彫りが深く、キリッと整った顔立ちの人が多かったです。

また、沖縄は南国なので全員日焼けしているイメージを持っていたのですが、意外と色白なかたが多いことも印象的でした。

悪い点

車がないと不便

今回は生活圏内に飲食店・スーパーなど必要なものは揃っていましたが、徒歩圏内に海は無いし、遊ぶところも少なく自由度が低かったです。

ですが、考えると福岡の実家周辺も同様に徒歩圏内で遊べるところは少ないので、車がないと不便なのは田舎共通なんでしょうね。

住むなら車は必須ですね。

短期滞在だとしても、1ヶ月2万円のレンタカーがあるらしいので、そう言う選択肢もありそうです。

物価が意外と安くない

沖縄は物価が安いという勝手なイメージを持っていましたが、言うほど安くない印象でした。高いと言うほどでもないけど、劇的に安くはない

飲食店だと800円くらいが普通で意外と福岡と変わらないのでは?という感じ。

ただし、今回の滞在では自炊をしなかったので食材に関してはわかりません。また、飲みに行くことも少なかったので、居酒屋の価格もわかりません。

一方で破格の店もある

今回お世話になっていたスタートアップカフェのすぐ近くにある「たこ焼きちゃんぽん」というよくわからない名前のお店では

・野菜そば350円
・焼き飯350円

と言う安さでお腹いっぱい食べることができました。

たこ焼きちゃんぽんの焼き飯焼き飯

たこ焼きちゃんぽんの野菜そば野菜そば

また、弁当も250円〜450円くらいで売ってます。
ですが、ほっともっとの弁当も300円~500円くらいでしたので変わらないかも?

安く抑えようと思えば安く出来るけれど、同じ店ばかりに行くことになりそうです。

空港から遠い

一番のマイナスポイントはここです。

福岡県は空港から都心部までが近いことで評価されることが多いですが、それをすごく実感しました。

先ほど、「東南アジアまでが近くて安い」と書きましたが、沖縄市から空港まで1時間以上かかるので、トータルで考えるとけっこう時間がかかります。

しかも、沖縄市までの公共交通機関としてはバスしかないのですが、そのバスも本数が少なく、空港に着いてから30分待ったりというのも普通。

ですので、沖縄から飛行機で頻繁に移動するのは不便です

結論

・肉が好き
・リモートワーク可能
・海が好き
こんな条件に当てはまる人は沖縄へ移住してみるのも良いかもしれません。 

一方で

・頻繁に県外に移動する
・暑いところや海が嫌い
・生活費の安さを追求したい
・観光目的

と言う人は沖縄市は向いてないかも。

また、スタートアップカフェコザに限って言えば設備面がかなり充実していて面白い*5ので、エンジニアが2週間から1ヶ月くらい引きこもって開発合宿やハッカソンをする場所としてはすごく良さそうです。(すべての機材を自由に使えると言うわけではないでしょうけど)

僕は今は東京にいるので「沖縄においでよ!」とは言えませんが、何かに行き詰まっていて環境を変えたい時などに数ヶ月くらい住んでみる場所としては最適じゃないかなと思います。 

しばらくしたら沖縄に住みたいなぁ。

 

おわり。

 

おまけ

最後に僕が食べたお肉の写真を載せておきます。

*1:嘘です。ろくに調査もせず、てきとうに序文を書いてます。ごめんなさい。

*2:もっと言うとスタートアップカフェコザの感想

*3:沖縄以外の県

*4:沖縄ではよくあることらしいです

*5:ホロレンズが2台あったりHTCVive(VRの機材)があったり、モーションキャプチャや3Dスキャナ・3Dプリンタ、動画の収録やネット配信出来る機材が豊富