ニートの言葉

元ニートがやってみたこと・その過程で学んだこと・考えたこと・技術メモあたりを主に書いています。情報革命が起きた後に訪れるであろう「一億総ニート時代」の生き方を考え中です。

エンジニアになりたい人のためのベーシックインカムハウスを作りたい

 

こんにちは、あんどう(@t_andou)です。 

今回は最近ボンヤリと考えている「やりたいこと」について書きます。

まだ構想段階なので抽象的ではありますが、もしも何か関わりたいという人がいらっしゃいましたらTwitterまたはこちらからご連絡ください。

 

1. 背景:個人的にやりたかったこと

まずは経緯として、僕自身が数年前にやりたいと考えていたことを書きます。

僕は数年前、「ニートハウス」を作りたいと考えていました。
ニートハウスとは「最低限の生活費を貰いつつ好きなことをして生きていける家」という漠然とした構想です。

ニートハウスをやりたかった理由は大きく二つあり

  1. 僕自身がニートだった時期があり、人生に絶望した挙句、自殺未遂を起こしたこともあったため、似たような状況にある人の苦しみを軽減したかったから
  2. 世の中の生産性はどんどん上がっており「人が働く必要性」は減っているにも関わらず「全員が働かないといけない」とか「失業率を下げないといけない」という考えに違和感を覚えていたから

です。

ニートハウス」に似たものとして「山奥ニート」や「ニート株式会社」のように、ニートが集まった活動はありますが、僕がやりたいこととは何か違うと感じていました。
うまく言語化できないのですが、僕は「人と関わりたくない」とか「何もしたくない」という理由から積極的にニートになろうとする人たちではなく、「今は苦しい状況だけど人生を好転させるために努力をしている人」の力になりたいのだと思います。*1
とは言え、当時は具体的な案もなく、ハウスを運営できるほどの資金も無かったので、漠然としていた「ニートハウス構想」は放置されていました。

それからしばらくして、カイリュー木村さんという方がベーシックインカムハウスというものを始めたことを知りました。
どんなものかというと、アーティストやクリエイターが自身の活動に集中するための環境として、家賃・光熱費無料、さらに毎月1.5万円を支給してくれるシェアハウスというものでした。
このベーシックインカムハウスは「やりたいことがあって、それに集中したい」という人たちを応援するようなコンセプトになっていて、僕がやりたかったのはこれだと気づきました

ところが残念なことに、このベーシックインカムハウスは一年?で終わっていました
詳しい理由は分からないですが、カイリュー木村さんが「趣味でやっている」という発言をされていたようですので、収支の面をあまり考慮していなかったのかもしれないです。アーティストやクリエイターというのは「影響力」という面では良さそうですが、ハウスを運営するための費用を生み出すには厳しかったのかもしれないですね。(勝手な予想ですが)

そこで、収支の面をもう少しシビアに捉えつつ、ニートハウス」改め「ベーシックインカムハウス」を作れないかを考えました。

働きたくない時は働かなくても生活が出来て、働きたくなったら仕事をして、働いた分だけ収入がアップするような場所。

↓こんなイメージ

 

さて、ここまでは僕の個人的な欲求の話でした。
ここからは上の話を踏まえて、世の中の一般的な課題に結びつけてエンジニア向けベーシックインカムハウスの提案(たたき台)を書いていきます。

2.世の中の流れ

1.エンジニア不足

三年前の資料になりますが、経産省の調査結果によると2030年には79万人のIT人材が不足する可能性があると報告されています。*2

たしかに僕(ITエンジニア)にも仕事の相談がたくさん来ますし、肌感としても人が不足している印象を受けています。

2.エンジニアになりたい人は多そう

そんな調査結果を受けてか、プログラミングスクールやプログラミングの学習サービスは乱立し、プログラマになりたいという人も増えているような印象を受けます。(統計情報などは調べていないので実際の数字は不明ですが)

3.課題感

この世の中の流れはとても良いことだと思っています。
しかし、スクールなどを卒業したからと言って、すぐに現場で活躍できるレベルになるのは稀です。

おそらくスクールを卒業された方々は「未経験者歓迎」と書かれた企業へ応募するでしょうし、スクール卒業生を受け入れる企業は教育すること前提で採用すると思います。

しかし、エンジニアを求めている企業の大半はすぐに活躍してくれる人…言い換えると目の前にある課題を解決してくれる人を探しています(=新規サービスの開発・過去のサービスの保守運用・自動化などの効率化をやってくれる人などなど)

この求める条件の不一致でエンジニア不足が起きているのだと思いますし、この「学習者は多いのにエンジニアが不足している状況」は時間が解決してくれる問題だとしても、いきなり就職して現場に入るのは学習者・企業のお互いにとってリスクが高そうだと感じています。

と言うのも、

  • プログラミングの素質は分かったとしても業務の遂行能力は見極めるのが難しい(プログラムを書けることと仕事をこなせる力は必ずしも一致しない)
  • 試用期間ありで採用したとしても現実問題その数ヶ月で辞めてもらうことは難しい

からです。

 

一行にまとめると

一連の学習を終えた人たちにとって、就職の前にもう1ステップがあった方が良くない?

という感じです。

5.解決案の提案

そこで、現役エンジニアのもとでOJTインターンシップのように動ける環境を作るのはどうだろう?と考えています。

  •  学習者にとって:現役エンジニアのもとで就職の前のステップとして軽めの案件をこなせる
  •  企業にとって:ちゃんと出来る人がサポートしてくれる状況なので安心して仕事を頼める

6.初めに戻ると

(だいぶ話が飛躍しますが)ここで最初の話題に戻り、先ほどの解決案に書いた環境として、エンジニアになりたい人のためのベーシックインカムハウスを作ろうと思っています。

イメージ図

最初は僕が受けている案件の一部をお手伝いいただくような形が良いかなと思っていますが、最終的にはBIハウスで案件を受けて内部で業務遂行、そこでハウスの運営費や住民の生活費を差し引いて仕事をした人へ報酬が渡るような仕組みを作れたら良いなと思っています。

BIハウス案たたき台

まだすごくざっくりした案ですが下記のように考えています。(変更になる可能性は十分あります。)

  • 家賃・光熱費は無料です
  • 生活費(1.5万)支給します
  • 都心から1時間くらいのところに作りたい
  • 1人1部屋の個室
  • (おそらく期限付きになります)仕事しなくても大丈夫ですが、出来れば勉強または何かしらアウトプットしてもらえるとありがたいです。
  • 現場へ出勤しなくても出来るリモート可能な軽めの仕事をいくつか提供できるよう努力します

7.住人・関係者を募集します

以前ツイートした内容からすでに数人の方からご連絡をいただいていますが、BIハウスに興味を持っていただけた方は

  • 住みたい
  • 仕事を頼みたい
  • 使えそうな物件を提供するよ(もちろん家賃は払います)

という方は是非Twitterまたはこちらからご連絡ください。

最後までご覧くださってありがとうございました。

 

追記 2019/6/24 07:30

公開して一晩ですが

仕事を依頼したいという方:2名
住みたい・関わりたいという方:5名
からご連絡をいただきました。

全員の希望に沿うことは難しいかもしれないですが小規模な状態からスタートできるように調整して行きたいと思っていますので、もう少々お待ちください。

*1:理想を言えば、僕や 僕が仕事を頼んでいるエンジニアさんのように「好きなことをやっていて働いている意識は持っていないけれど、世の中に価値を提供している」=「好きなことで生きていく」みたいな状態の人が増えると良いなーと考えています。

*2:人材の最新動向と将来推計に関する調査結果