ニートの言葉

元ニートがやってみたこと・その過程で学んだこと・考えたこと・技術メモあたりを主に書いています。情報革命が起きた後に訪れるであろう「一億総ニート時代」の生き方を考え中です。

【詐欺コイン?】仮想通貨「c0ban」に20万近く投資してみた結果

こんにちは、あんどう(@t_andou)です。

最近(というわけでもないけど)仮想通貨業界が熱いですね。

 

BitCoinやイーサリアムが高騰して、ICO(仮想通貨による資金調達)も完全にバブル気味です。

さて、今回はそんな世の中の主流とは外れた仮想通貨に投資をしてみた話を書きます。

 

c0banという仮想通貨が盛り上がっていた

 去年の九月ごろ、c0banという仮想通貨がクラウドファンディングで資金を集めていることを知りました。

 

クラウドファンディングの内容としては、すごく簡単に言うと
開始時には1両120円で売りに出すけど、今なら85円で買えるよ!
と言うもの。(1両とはc0banの1通貨の呼び方)

 

1両85円で買えて120円で売れるなら、買って売るだけで1.4倍くらい…結構儲かるなぁ…(アホ丸出し)

 

しかも、少しだけ調べてみると

 

国内最高額を集めたという記事や
ブロックチェーンを使った新しい仮想通貨「c0ban(コバン)」のクラウドファンディングが国内最高額の記録更新 | Pedia News

 

目標額5000万は3日ほどで達成などと言った記載もあり、盛り上がってました。
(追記あり) 仮想通貨 「c0ban(コバン)」 クラウドファンディングが6800万円突破 【@maskin】 | TechWave テックウェーブ #wave
 

…盛り上がってるように見えました。

 

そんな経緯で出資してみることにしました。

出資した額

【 c0ban 申込額 】 2,200 両
【  ご支援金額  】 192,610 円 (内、システム利用料・手数料 5610 円)

出資した正確な金額を忘れたので、当時(2016/9)のメールを探したところ、1両あたり85円で2200両、手数料を入れると192,610円出資していたようです。(それにしても手数料が高いですね)

 

詐欺っぽいとの情報が

出資をして二日も経たない頃、c0banの運営者は詐欺まがいのことをやってるから気をつけてといった内容の記事を発見しました。しかも大量に。なぜ事前に検索しなかったのか。

どうやら

  • 以前にも同じように仮想通貨を発行して、高値で売った上でまともに運営しなかった
  • c0banも広告を絡めたサービスだけど内容がダメだよね

みたいなことですかね?

詳細は上の記事をご覧ください。

 

不安

少しだけ後悔しましたが、やっちゃったものは仕方がない
ということで、経過を見守ることに。

 

しばらくすると、案内のメールが色々と届きました

・ウォレットを開設しました
・4月ごろに取引所がオープンします

 

取引所がオープン、しかし取引できず

クラウドファンディングで出資してから半年ほど経ち、忘れかけていた頃に取引所がオープンしました。

しかし、ログインしても取引できず

 

問い合わせても1ヶ月くらい返信がない

 

あ、もうこれはダメなやつだ。

 

と思っていたら1ヶ月くらいして返信が来ました。

 

取引できない原因

運営から届いたメールの内容としては

・本人確認が必要
・1万円の入金が必要

とのこと

 

・本人確認が必要 → なるほど。
・1万円の入金が必要 → なぜ…?

 

さらに1万円も騙し取られるのか…?
と疑いつつも入金したところ取引できるようになりました。

 

売ってみた

取引ができるようになったので早速売りに出してました。

価格は100~130円で変動していましたので、当初の予定通り120円で

 

数日後・・・

 

120円で売れていました。

最初の1万円の入金を除くと、263760円。本当かなぁ。

 

出金申請をしてみた

売買は成立したものの、出金できなければ意味が無い。

ということで、出金申請をしてみました。

 

公式サイトには5営業日で対応すると書いてあったので、とりあえず1週間くらい待つことに。

ご出金のご依頼は、5営業日ほどで対応致します。ただし、場合によってはより日数がかかる場合がございますので、予めご了承ください。 

結果

意外なほどあっさり入金されてました

利益

272,960-192,610-10,000 = 70,350

利益率35%くらいでしょうか。儲かりました

感想

まだまだ取引量は少ないですし、問い合わせへの返信も遅いので怪しさは拭えません

ですが、「人を騙そうとして金を集めること(詐欺)」と「金を集めた結果うまくいかなかった(ベンチャーの失敗)」は全く話が別物であり、今回の「c0ban」は1つのベンチャー事業なのだろうという認識です。つまり、詐欺ではなさそう*1

 

しかし、詐欺ではないとしても「良い投資先か」と言う視点で見るとまた話は別で、決して良い投資先ではないと思います。

なぜなら、怪しさが拭えない点と、流動性が低すぎるからです。*2

 

今後、再度日本円を入金してまで取引することはないと思いますが、もしもマイニングが出来るようになったらやってみようと思います。

 

c0banは広告サービスの方をメインにしているようですので、頑張って欲しいです。

 

それでは。

*1:経営者の経緯はわからないので断言はできませんが

*2:このあたりの判断は投資の素人なので見当違いな意見であることは承知していますが