こんにちは、あんどうです。
コツコツ組み立てていた3Dプリンターが完成し、調整もある程度終わりました。
組み立てキットの宿命でしょうか、まともに動かすまでにいくつものハードルがありました。
ということで、今後3Dプリンターを自作したい人のために記事を残しておきます。
今回の記事の内容は…
「中国製激安プリンター Hesine Prusa i3」を組み立てる時に躓いたポイントそして調整時に見るべきポイントの解説です。
ちなみに僕もまだ調整は完全には済んでいませんが、ある程度形にはなるようになってきましたので、記事にまとめておきます。
他にも見るべきポイントがございましたら教えてください。
対象読者は…
Prusa i3を買ったけど作り方がわからない・調整の仕方が知りたいという方です。
前回の記事はこちら
組み立て時に躓いたポイント
まずは僕が実際に作る途中で躓いたポイントを解説していきます。
1.パーツが説明書と違った
中国製の宿命ですね。マニュアルに載っているパーツと梱包されてきたパーツが違います。マニュアルに載っていないパーツも出てきました。
こちらの動画のパート1・パート2でパーツの確認をしていますのでご覧ください。
2.X軸の穴に入らなかった
この部分の穴に金属の棒が入りませんでした。
削ることで対応しました。
3.ヒートベッドのネジの形が謎
マニュアルに載っているネジ(Thumb nut サム ナット)の形が違いました。
マニュアルには平らなネジになっていますが、実際に入っているのはこんな感じです。
調整時に見るべきポイント・ハード編
次に、調整時に見るべきポイントを紹介します。
分かりづらかったらコメントをください。
1.Z軸(軸固定)
丸い部分(名称不明)を緩めて、一度上に上げた状態で棒をしっかり奥に入れましょう。
2.Z軸(高さ)
高さの調節
3.ベッドの水平具合
四隅にエクストルーダーを持って行き、それぞれの場所で紙がギリギリ引き抜けるくらいの高さに調節します。
4.Y軸のベルトの張り方の調節(Y axis belt tension adjustment)
ベルトの張り方がゆるいとガタガタになります。
delmontさんの記事ではY軸ベルトの張り方を修正するために「テーブルを分解した」と書かれていましたが、赤枠で囲んだ部分を矢印方向にずらせば強く張れます。
5.エクストルーダーのナットを締める
初期状態で組み合わさっていたので、ゆるいままにしてました。
ここはしっかり締めましょう。
次回予告
今回は組み立て時にハード面で躓いたポイントを解説しました。
今見直すと、すごく当たり前な内容なので公開するのは恥ずかしいですね。
次回は「調整方法 ソフト編」として、利用しているソフトとスライサーの設定を公開します。知り合いに譲ったためソフト編は無くなりました。
それではー